銀行口座は、振込の回数と現金の出し入れで選べます。月3回の通常ネット振込を比べると、今回の12行ではauじぶん銀行とSBJ銀行が0円です。

ただし、ATMや証券との連携まで含めた総合順位ではありません。今の銀行で足りるかを先に調べましょう。

銀行は、お金を受け取り、置き、送る場所

銀行にお金を預けても、それだけで株を持つことにはなりません。証券・FX口座は、商品を売買するための別の口座です。同じグループの名前でも契約と残高を区別します。生活費と急な支払いへの備えを残し、投資に使える予算だけを移します。

銀行に生活費と予備費を残し、使う予定の投資予算だけを証券またはFX口座へ送る流れ。

図1:置き場所を分ける模式図。特定の銀行と証券会社の連携を示すものではありません。

12行ランキング:1万円を月3回、他行へ送る費用

2026年10月25日確認、税込。国内居住の30〜59歳が一般個人口座を継続利用し、異なる国内他行3口座へ1万円ずつ通常ネット振込をする条件です。特定の無料提携先、ことら送金、給与受取・残高・追加カード・証券連携の優遇、開設直後や年齢限定の特典は除きます。各行の最低ステージを使い、無料枠は未使用とします。

順位銀行通常の無料枠超過1回月3回の費用
1位auじぶん銀行月3回99円0円
1位SBJ銀行月5回220円0円
3位GMOあおぞらネット銀行月1回75円150円
4位ドコモSMTBネット銀行月1回77円154円
5位ソニー銀行月1回110円220円
6位イオン銀行0回110円330円
7位SBI新生銀行月1回214円428円
8位楽天銀行0回145円435円
8位PayPay銀行0回145円435円
10位三菱UFJ銀行0回154円462円
11位セブン銀行0回165円495円
11位りそな銀行0回165円495円

無料枠を引いた回数に単価を掛けました。同額は同順位で、次の順位は人数分進めます。SBI新生の無料枠は、一旦手数料を引き落とした後に所定回数分を還付する仕組みです。表は還付後。金利やATM代、広告報酬は順位に入れず、出典は通常の公式リンクです。

料金の次に、自分が使う場所と方法を見る

  • auじぶん銀行:レギュラーの無料枠は振込3回、ATM入金2回・出金2回。振込超過は99円です。
  • SBJ銀行:通常振込は月5回無料。ATMはセブン・イオン・イーネットの入出金合計10回無料です。
  • GMOあおぞら:1テックま君は振込1回、ATM入出金合計2回無料。超過振込75円なので回数が少し増える人も計算できます。
  • ドコモSMTB:ベーシックは振込1回、カードATM入出金合計2回無料。振込超過77円。対象支店ではセブン・ローソンのアプリATMが何回でも無料です。
  • ソニー:通常料金は入金無料、出金等合算4回無料。Sony Bank WALLET保有なら振込2回無料ですが、表はカード追加なしです。
  • イオン:自行ATMの入出金は無料。Myステージはブロンズでも振込無料0回。近所に自行ATMがある人は現金利用も比べます。
  • SBI新生:スタンダードは対象のセブン・ローソン等で出金5回無料。ゆうちょ等は別条件です。新規6ヵ月の上位特典は表に含めません。
  • 楽天:ベーシックは振込無料枠なし、通常145円。ATMは3万円以上の入金無料と、出金の有料条件を区別します。
  • PayPay:通常145円。ATMは入金・出金それぞれ月初回無料、2回目以降も3万円以上なら無料です。
  • 三菱UFJ:通常ネット振込は1回3万円未満154円、以上220円。表は月合計3万円でも、各回1万円なので154円です。
  • セブン:自行ATMの出金は7〜19時無料、その他110円。Myセブン銀行も他行振込は165円です。
  • りそな:グループ4銀行宛は無料。クラブのスタンダードでは、その他の他行振込の優遇はありません。

ATMの合計回数と入出金の別枠は違います。SBJはモバイル認証の設定によりPC振込ができず、対応アプリを使う場合もあります。ドコモやSBI新生のアプリでことら送金が自動適用される場合は、表の通常振込より安くなることがあります。

証券連携を使いたいなら、楽天証券とのマネーブリッジや、SBI証券とのSBIハイパー預金も別に確認します。後者は買付余力に残高を反映する専用預金で、現金を引き出すには円普通預金へ戻します。旧SBI新生コネクトは10月16日に終了済みです。

住信SBIネット銀行は8月3日にドコモSMTBネット銀行へ改称済みです。旧名称や以前の無料条件を見つけたら、現在の公式案内と照合しましょう。

実際のケース:月3回の負担を計算してみる

12行からソニーと楽天を取り出すと、通常条件ではソニーが110円×2回=220円、楽天が145円×3回=435円です。これは2行だけの計算例です。全体の最安を示すものではありません。

無料回数を使わない場合、1回145円の振込を月1回なら145円、月3回なら435円。

図2:楽天の通常料金で回数だけを変えた例。投資の損益は含みません。

生活費までまとめて送る必要はありません。証券・FX会社が用意する無料入金は、銀行振込と違う経路の場合があります。対応銀行と名義、受付時間を入金先の公式案内で確認します。

申込みの前に、必要な契約だけを選ぶ

楽天銀行の開設案内では、入力、本人特定事項の確認、初期設定を分けています。申込み後も使える状態か確かめましょう。本人が公式窓口で書類を提出し、追加認証と振込限度額を設定します。

は、対象の利息付き円預金などを1人・1金融機関で元本1,000万円と破綻日までの利息等まで保護する制度です。金融庁の説明で対象を確認できます。株やFXの損失を埋める制度ではありません。

まとめ:無料枠と使う機能を合わせる

振込の順位を入口に、ATM、入金先への対応、管理する手間を比べます。無料条件を満たすために、不要な契約を増やす必要はありません。

次は、今の銀行の公式条件を確かめよう

毎月の振込と出金の回数をメモし、公式料金を照合してください。新しく作るなら本人確認書類と利用条件を確認し、本人が申し込みます。売買口座の比較も使い、銀行と投資口座を分けて選びましょう。